22・バースデイ
1998年1月15日にこの世に生まれて、22年目に突入した。
誕生日は何歳になっても特別扱いしたい。節目だし。年越しよりよっぽど気合が入る、気がする。
去年の誕生日は、友達からもらったチケットで、銀杏BOYZの武道館ライブに行った。今年は仕事の後に新代田までダッシュして、フラワーカンパニーズとLEARNERSの2マンへ。
やはり最高なんである。LEARNERSは、単純に「ワーイ!」というテンションで楽しめるけど、フラカンは気合を入れないと心にグサグサ刺さる。今回も泣きそうになった。どっちのバンドもいいんだ。最高だな。
ライブの後、酒でも飲んで帰ろうかと思ったけど、なんとなくホクホクした気持ちのまま帰りたくて、まっすぐ家に帰った。
次の日は有休だったので、午前中は友達、親からのプレゼントを受け取った。
顔も体もエロい、美人な友達からトムフォードのクリームアイシャドウ。スフィンクス。カッコいい・・・。わたしの好みをよくわかっている。その日にすぐ付けた。本当に可愛い。
高校時代に、ゴーストワールドの2人みたいな関係だった友達からはジェラピケのヘアバンドとヘアミストをもらった。今までもらったことがなさそうなもの、をあげたかったらしい。これもわたしの事をよくわかっているチョイスだと思った。
いい友達がいて最高だ。大事にしたい。
午後からは、タケダコウヘイさんの個展に行った。ラドリオへ。いい喫茶店だったな。というか、神保町はいい街だね。
生クリームは苦手だけど、ウインナーコーヒーは好きで、喫茶店に行くとよく頼んでしまう。そういえば、アイリッシュコーヒーも好きだな。そういう多面性みたいなものは面白い。
夕方までのんびりして、古本屋にちょろちょろ立ち寄って三島由紀夫と芥川龍之介を買って帰った。
今年の誕生日はいい過ごし方ができた。去年はなんとなく、クサクサしていて、無理やり気合入れて、銀杏BOYZを聴きに行ったんだよな。それでも、銀杏BOYZに多少救われた部分があって、あれはあれでよかった。毎年、これがベスト、と思えたらいい。
あとからあれでよかったんだな、と思う過ごし方ができればいい。と、思う。なんでも。
そんな感じで22歳を迎えた。なんだかいい感じ。近頃わたし達はいい感じ。
今後ともどうぞよろしゅう。
ほいじゃ。